HATSUSHIBA結界の行方は

レフトスタンド

プレーオフ第1ステージ第1戦ということで、マリンスタジアムは満員御礼・・・。
かと思ったらレフトスタンドがらがら。
いいのか?
今日の試合は風速10mという強風。ロッテ先発の渡辺俊は、初回に栗山の先頭打者本塁打含む3連打と立ち上がりに苦しみますが、その後は立ち直ります。
一方松坂は、初芝がスタメンで出たいないことをいいことに、何とかHATSUHIBA分を補給しようとマウンド上で必死に帽子を飛ばします。そのため序盤はなかなか攻略のきっかけをつかめません。
試合が動いたのは5回。いくら松坂がHATSUSIBAの力を借りたとはいえ、ほかの選手がその力を制御できるとは限りません。今江のゴロを中島が握り損ねて内野安打にすると、橋本がヒットで続いて無死一、二塁に。ここで西岡が送りバントの構えを見せますが、簡単にはバントをせずに、何度もバットを引いて守備陣を揺さぶります。十分に揺さぶったあとのバントは効果覿面で、松坂が処理をあせってお手玉。これで無死満塁に。ここで堀があわや満塁ホームランかという当たりを放ちますが、風に押し戻されてレフトフライに。それでも犠牲フライには十分で、これで同点に追いつきます。
さらに畳み掛けて逆転と行きたい所でしたが、後続が倒れて同点どまり。
それでも松坂にプレッシャーをかけることには成功し、7回でマウンドからおろします。
ロッテ打線は交代機を逃さずに福浦、サブロー、フランコの3連打で貴重な1点をもぎ取ります。
おお、今日の三井なら垣内でも打てそうな気がするぜ!!
しかしここで三井は降板して正津にスイッチ。サイドから緩急をつけた球に翻弄されて更なる追加点はならず。
9回はコバスコ劇場で締めて勝利。見事緒戦を逆転勝ちで制しました。
新聞などでも書かれていましたが、やはり守備の差が出ましたね。西岡のショートゴロ処理3連発はしびれました。