読売1−10千葉ロッテ

今から16年前、1989年の日本シリーズ第3戦後、近鉄加藤哲郎投手が発した名言

巨人はロッテより弱い*1

この言葉を検証する場になったのですが・・・、
本当に弱ええ!!

ジャイアン

  1. (二)仁志
  2. (遊)二岡
  3. (指)元木
  4. (一)清原
  5. (左)ローズ
  6. (三)小久保
  7. (中)キャプラー
  8. (捕)阿部
  9. (右)矢野
  • (投)工藤

怪我の高橋由伸に代わって3年目の矢野、そしてDHになぜか元木。
うん、それくらいしか分からん。

マリーンズ

  1. (二)西岡
  2. (指)サブロー
  3. (一)福浦
  4. (中)ベニー
  5. (右)パスクチ
  6. (捕)里崎
  7. (左)フランコ
  8. (三)今江
  9. (遊)小坂

なぜかDHサブロー。そして左腕工藤ということでスン隊長お休み。良かった良かった

試合は初回から動きます。
先頭打者西岡がヒットで出塁すると、サブロー三球三振のあと福浦の打席で西岡がすかさず盗塁。これが福浦のタイムリーを呼び込みあっさり先制。ベニーがヒットでつなげた後、パスクチがたたきつけるチームバッティングで、内野ゴロの間に1点を追加させます。足が速ければ内野安打になりそうだったのは内緒。
二回にも今江が四球で出たあとすかさず盗塁、小坂がヒットでつなぎ、西岡のチームバッティングでまたも1点を追加します。
三回には福浦お得意の2ベースで出塁すると、ベニーのライトフライで福浦がタッチアップし、パスクチ四球→里崎タイムリ二塁打の後、フランコの犠牲フライでさらに1点追加。3回までに工藤から5点を奪います。
圧巻は5回。もう面倒なので公式からコピペ

3番 福浦 デッドボール、無死1塁。
4番 ベニー ランナー・福浦→代田
代田走った!盗塁成功、無死2塁。そして更に3盗!素晴らしい!無死3塁です。
ベニーは見逃し三振、1死3塁。
5番 パスクチ ライト線を転がるヒット!3塁代田楽々ホームイン!またまた1点追加です◎
6番 里崎 なんとパスクチも盗塁成功!センター前ヒット!1死1、3塁。ランナー・里崎→大塚
7番 フランコ 左中間を抜ける3ベースヒット!ランナー大塚ホームインで+1点!1死3塁。
マリーンズの勢いは止まりません!!
8番 今江 ショートゴロ、今江はアウトですが、その間に3塁ランナーフランコがホームインで+1点!2死。
9番 小坂 センター前2ベースヒット!2死2塁。
1番 西岡 左中間を抜ける3ベースヒット!小坂ホームインでなんと+1点、ついに得点が二桁に! 2死3塁。
ライトスタンドが、タオルを回し始めました!とっても盛り上がってます!
ジャイアンツ 投手・工藤→佐藤宏) 

と、いうわけで工藤を5回持たずにノックアウトしてしまいます。どうしたんだマリーンズ?
そして代わった佐藤宏は二連続四球で二死満塁とまたもやチャンス。ここでボビーが飽きたのか、横手左腕佐藤宏なのに、ベニーに代打李。期待してなかったとおり、ちょっときびしめのインコースに仰け反って、最後は空振り。もう飽きた。
ついでに言うと、李の空振り以降、河原→中村→岡島のリレーに打線が一気に沈黙。これはこれで不安。
一方の投手陣は、小林宏が6回を7奪三振無失点とすばらしい内容。リリーフもコバマサが劇場、神田がラッキーポテンヒットで出たランナーをあっさり還すという不安を見せ付けながらも、藤田組合長と薮田神がなかなかの出来。

*1:本当は「シーズン中のほうがよっぽどシンドかったですからね。相手も強いし」、というようなコメントだったのだが、マスコミの脚色によりこのようになった。